緊急要請

記者会見、厚生労働省要請について、報道されました

国の責任により医薬品の安定供給を図るよう求める要請

医薬品の入手困難に関する緊急アンケート

(抜粋)

 

アンケート対象者 岡山県保険医協会会員

アンケート実施期間 2023/9/11~9/22

アンケート実施方法 2023/9/11~FAX一斉送信

有効回答数 180件(回答率19.2%)

 

医薬品の入手困難に関する緊急アンケート
アンケート_医薬品の入手困難_20230911実施_最終集計_.pdf
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 現在、医療現場において後発医薬品を中心とした医薬品の供給不足が深刻化しています。岡山県保険医協会が行った実態調査では、約9割の医療機関より「入手困難な医薬品がある」と回答がありました。不足している医薬品は鎮咳剤、去痰剤、抗生物質に限らず、多岐にわたっています。

 協会は10月6日、「国の責任により医薬品の安定共有を図るよう求める要請」を岸田文雄内閣総理大臣および武見敬三厚生労働大臣に対し行いました。同時に県医師会、県薬剤師会、県選出国会議員の方々にも情報提供と事態打開のためご尽力くださるよう協力を依頼しました。

 国は、現状起きている医薬品の供給不足を解消し、十分な医薬品が医療現場に行きわたるよう至急手当てをするとともに、有識者検討会で指摘された通り、供給不足が起きる根本原因の解決を図るよう強く要望します。下記事項の実現にむけ早急なご対応をお願いします。

  1. 現在、供給停止や限定出荷とされている医薬品及び医療材料等について、国の責任により至急、必要量を確保すること
  2. 製薬メーカー、とりわけ後発医薬品メーカーの安定的な生産力向上のため、何十年にも及ぶ低薬価政策を見直すこと。2024年薬価改定で薬価を引き上げること
  3. 医師が診療に必要な医薬品を適切に選択できるよう、診療報酬等による後発医薬品使用への行き過ぎた誘導をやめ、後発医薬品の使用促進策を見直すこと
国の責任により医薬品の安定供給を図るよう求める要請
20231006_医薬品の安定供給要請_.pdf
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